NAVY STYLE

40代から、もっと知的に輝く。

もう、4分割だけのカラー診断は終わりかもしれないという話。

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弁護士として、妻として、3児の母として、そして一人の女性として生きてきた私が、キャリアやファッションに悩む女性をサポートします。
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4分割カラー診断の功罪

パーソナルカラー診断は、10代後半~50代くらいまでの女性にとっては、もはや常識となってきたように感じます。

「パーソナルカラーって何?」という方はもうほぼ皆無。プロ診断を受けたことがある方が半数くらいで、プロでなくても何らかの自己診断をしたことがある方を入れると、9割以上の方はご自身のパーソナルカラーを認識していらっしゃる(合っているかは別として)という感じです。

ただ、そのパーソナルカラーがドンピシャではまっているか?と聞かれると、半数以上の方は、クエスチョンマークが付くのではないでしょうか。

特に、まだ主流である春・夏・秋・冬の4分類のみの診断を受けた方は、

「スプリングなのにパステルカラーが似合わない」

「ウィンターなのに、鮮やかな色がしっくりこない」

「サマーと言われたのにくすみカラーが苦手」

「オータムなのにダークなオータムカラーが苦手」

などなど、様々な違和感を感じている方はたくさんいらっしゃると思います。

むしろ、診断後によく渡される、4分割のカラーチャートの色全てが当てはまる方はかなりレアです。

それぞれのシーズンの色の中でも、苦手な色と得意な色が混在している方がほとんど。

また、

「スプリングだけど黒が似合う」

「オータムだけど淡いパステルトーンが似合う」

など、一見診断結果と矛盾するように、他のシーズンのカラーが似合う方もたくさんいらっしゃいます。

こうなると、4分割のカラー診断は何かと誤解を招きやすく、そのシーズンの特徴が正確に当てはまる方以外には、迷いが生じやすいと言えます。

人にはそれぞれ似合う色や苦手な色があり、似合う色を身につけるとグッと魅力がアップするということを広く知らしめてくれたのは、4分割カラー診断の大きな功績ですが、たくさんのカラー迷子さんを生じさせ、時には、「診断結果が合っていないだけかも!?」と診断ジプシーになってしまう方を作ってしまったのは、功罪の「罪」の部分と言えるかもしれません。

4分割で納得できない人にお伝えする具体的な解決策

では、多数派であると推測される「4分割カラー診断がしっくりこない人」は、どうすれば良いのでしょう?

ここで、4分割カラー診断をご自身で生かすための具体的な方法をお教えしますね!

その前に、ちょっとだけ専門的な知識を頭に入れてください。

まず、カラー診断は、

 「色相」「明度」「彩度」「清濁」 

の4つの要素で構成されています。

ごく簡単に説明すると、

「色相」はイエロー寄りの色が得意かブルー寄りの色が得意か

「明度」は明るい色が得意か暗い色が得意か

「彩度」は鮮やかな色が得意か穏やか(鮮やかでない)色が得意か

「清濁」は澄んだ色が得意か濁った色が得意か

という問題だと捉えていただければひとまず大丈夫です。

さて、具体的な方法をご説明していきます。

まず、手持ちの服(トップスかワンピース)を2~30枚くらい、クローゼットから出してきてください。その際、なるべく幅広いカラーのものをご用意いただくのがポイントです。

どうしても、白、黒、グレーなどに偏りがちで、カラーアイテムが少ない方も多いと思いますが、その場合も、白なら純白からアイボリー寄りまで、違う色味の白を何枚か選んでください。

そして、手持ちの服を、得意で顔映りの良いカラーと、苦手で顔映りが悪いカラーに二分します。

そうすると、得意カラーと苦手カラーのそれぞれの服の山を見て、何かに気づくはずです。

「得意な方の服の山の色相は、イエローに寄っている」

「苦手な方の服の山は、明るい色が多い」

「得意な方の服の山は、鮮やかな色が多い」

「苦手な方の服の山は、濁った色が多い」

などの共通点が見えてくるはずです。

ここが、4分割カラー診断だけではわからなかった、あなたにとって重要なポイントなのです!

例えば、「診断結果がサマーだけれど、苦手な服に濁った色が多かった」方を例に取ってみますね。

一般的にサマーの色は、「色相」はブルーベース、「明度」は明るめ、「彩度」は低め、「清濁」は清色も濁色も両方含まれる色になります。なので、サマーのカラーチャートには、濁色も入っているんですね。でも、この方の傾向としては濁色は苦手。ここが4分割ですっきりこないポイントだということがわかりました。

そこで、今後はサマーの色の中でも、濁りのない色(清色)を選ぶようにすれば、よりぴったりと似合う色が選べるはず。

また、清色という点を重視すると、同じく清色のスプリングとウィンターの色からも似合う色を選ぶことができ、チョイスの幅が広がります。

以上は、ごく単純化した例でしたが、手持ちの服を分類すれば、みなさん一定の傾向が必ず見えてくるはず。はっきりとわからなかったとしても、4分割診断に違和感があった原因は、なんとなくでもわかればまずはOKです!

それでもやっぱり納得できない方は、もう一度プロの診断を受けてみることをお勧めします。

最近は、8分割、16分割のカラー診断を標榜されているカラーアナリストさんも多いですので、そのような方にお願いしてみてください。ちなみに、8分割、16分割(中には32分割でご提案されている方も)の基本は同じで、伝え方の点が異なります。どのアナリストさんを選ぶかも重要なポイントになってくるのですが、個人的には、似合うカラーを、8分割や16分割の診断結果だけで伝えるのではなく、どこが似合うポイント、どこが似合わないポイントかをしっかりとお伝えすることが重要なので、そのような伝え方ができるアナリストさんを選べると良いですね。

私の診断の中でも、もちろんパーソナルカラーの結果はしっかりとお伝えしていますし、愛知県豊橋市でご受講可能な方には、パーソナルカラー単発でのご依頼も承っておりますので、ご希望の方は下記コンタクトフォームよりお申し込みください。

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