前回、前々回のブログからの続きなので、こちらもお読みくださいね。
前回までに、買うべきスニーカーの法則をお伝えしました。
今回のブログでは、実際にスニーカーコーデはどのようにすれば良いのかお伝えしますね。
NG例① フェミニンコーデのハズしに使う
フレアスカートやフリルのついた服など、フェミニンなコーデのハズしにスニーカーを使う。
ファッション誌でも推奨されていそうなコーデですが、アラフォー以上の多くの女性には、NGだと思っています。
なぜなら、年齢を重ねると、若い頃に持っていた「少年っぽさ」「中性っぽさ」は限りなくゼロになり、代わりに「大人の女感」が100%に近くなります。
となると、フェミンコーデ自体で女感が過剰になったところに、カジュアルを象徴するアイテムであるスニーカーは、間違いなく浮きます。
少年っぽさが残っていた若い頃には、この浮き加減を「ハズし」に見せることも可能でしたが、アラフォー以上になると、これが「チグハグさ」に見えてしまうのが悲しいところ・・・。
フェミニンコーデにはスニーカーを合わせない方が無難です。
NG例② 色落ちデニムに合わせる
色落ちデニム自体、アラフォー以上の女性にはとても難しいアイテムです。
(デニムにダメージ感がある上、本体である私たちにもお肌や全身にダメージ感が出ている(涙)ため、どうしてもみすぼらしくなりがちです)
さらに、色落ちデニムには、前回のブログでおすすめしたハイテク系のスニーカーは合いづらい。オールスターなどキャンバス地の素朴なスニーカーは合うのですが、これも前回のブログで書いたとおり、アラフォー以上世代にはNGアイテム。
ということで、色落ちデニム合わせはおすすめしません。子供の運動会など本気で動く場面であればアリだと思いますが、おしゃれ感の演出は難しいと思います。
おすすめは、きれいめマニッシュ8割コーデ!
ではどんなコーデが良いのか・・・、それは「きれいめマニッシュ8割コーデ」です!
と言っても「??」という感じなので、解説しますね。
ネーミングそのままなのですが、服装の8割を、きれいめかつマニッシュなものにすることです。例えばこんな感じに。
トップスは濃色のプルオーバーに、ボトムスもセンタープレスの入ったパンツできれい目かつ、甘さのないマニッシュなコーデに。
これだけだと、ちょっとおじさんぽくなる危険があるので、バッグで少しだけ女性らしさを。これで、きれいめマニッシュ8割コーデの完成です。
ボリュームのあるダッドスニーカー系の足もとも、カジュアルすぎず、スニーカーだけ浮くこともなく、きれいにまとまったのではないかな、と思います。
前回ブログで上げたこちらのコーデも同じようにきれいめマニッシュ8割です。
やってみると意外と簡単なコーデなのでぜひお試しください!ポイントは、服の甘さは徹底的に排除し、女性らしさは小物で加えることだと思います。
さて、3回にわたって、スニーカーについて熱く語ってしまいました。
私自身が昔からスニーカー大好きということもありますが、アラフォーを迎えて、股関節や腰にガタが来ているという現実から、長時間華奢な靴を履くことはできなくなりました。
そこで、履いていて楽なスニーカーをいかにスタイリッシュにコーデできるかをより真剣に考えるようになりました。
大人の女性がもっとスニーカーを履くようになれば、ファッションの幅が広がるし、足腰を痛めることも減ると思います。
皆さんのスニーカーコーデに、このブログが少しでも役立てばとっても嬉しいです!