実は骨格診断結果は重視していませんでした
私がファッションコンサルタントの仕事を始めるに当たり、いろいろな診断の資格を取りましたが、実は骨格診断は一番最後に学びました。
理由としては、単に私が骨格診断の必要性をあまり感じていなかったから。
骨格診断を知って、これまでどうしても見つからなかったパズルの最後の1ピースが上手くはまったという納得感がありましたが、「似合う」ということにおいて、そこまで重要ではないと思っていました。
実際に、私は骨格ウェーブですが、ストレート向けと言われる直線感の強いテイストをよく着ていて、骨格ウェーブの教科書的な装いは、自分のファッションとしては意識していませんでした(もちろん、お客様にはきちんとお伝えしています)。
それで十分似合うものを選べていたし、あくまで自分については、顔タイプやカラーの方が優先で骨格診断はこれらを補う最後の要素という位置づけでとらえていました。
歳を取ると、骨格の悪い特徴が目立ちやすくなる?
しかし、アラフォーを過ぎミドフォーと言われる40代半ばに近づいてきた最近は、骨格診断を意識した装いをしないと、体型の悪い部分が際立つと感じるようになりました。
例えば自分で言えば、骨格ウェーブの特徴である上半身の薄さが、若い頃は「華奢」とも見えていたのに、歳を取ると「貧相」や「存在感がない」「幸薄そう」と映るように感じています。
特に、ストレートさんが得意な直線感のあるテーラードジャケットや、ナチュラルさんが得意なざっくりニットなど、骨格的に苦手なアイテムを着たときの「着られている感」がすごく、マイナスの要素がより際立ってしまいます。
ウェーブが得意な柔らかさがあったり、胸回りにのある装飾のあるアイテムを着ることで、やっと貧相さがカバーできるように思います。
自分のエイジングとともに骨格診断の重要性を認識するようになって、周りの少し年配の方、60代後半以上の女性を骨格診断の視点から観察してみますと……、その特徴を誇張して書くと、こんなふうに見えました(決して体型の特徴を揶揄する意図はありません)
☑ ウェーブさんは、貧相で幸薄そうなお婆さんに見える
☑ ストレートさんは、がっしりして圧の強そうなお婆さんに見える
☑ ナチュラルさんは、性別がわかりにくいお婆さんに見える
骨格診断でカバーできることはたくさんある!
上記のような、骨格の特徴から生じるマイナス面は、まさに骨格診断を意識したファッションで全てプラスに転化できます!
骨格診断の理論に従った装いで、
☑ ウェーブさんは、奥ゆかしく柔和に
☑ ストレートさんは、元気で幸せそうに
☑ ナチュラルさんは、モダンでファッショナブルに
それぞれ見せることが簡単に可能です(どう見せるかは好みの問題がありますが、あくまで、このような雰囲気に見せることが一番簡単という一例ととらえていただければ)。
最近、10代20代の若い女性に骨格診断が人気ですが、本当に骨格診断が必要なのは、40代後半からもっと上の、体型の特徴がどうあがいても隠しきれない世代なのかもしれません。
大人世代の方、年のせいだと諦めてしまわず、骨格診断を知ることで、自分の魅せ方がグッと変わってくるかもしれません。
気になった方は、ぜひ下記お申し込みフォームよりコンサルティングにお申し込みいただけると嬉しいです。大人世代を魅力的に見せるお手伝いができれば、私も幸せに感じます。