イエベ・ブルベはもうわかった。さらに垢抜けるには?
ご自身のパーソナルカラーはもうプロに診断してもらって知っている、あるいは、自己診断で何となくわかっている、という方は今とても多いと思います。
ただ、ご自身に本当に似合うカラーを理解できているか、パーソナルカラー診断を活用できているか、というとそうでない方のほうが多い印象です。
・スプリングの方は元気なパステルカラーを
・サマーの方は淡い水彩画のような色を
・オータムの方はくすんだナチュラルカラーを
・ウィンターの方は、黒かビビッドな原色を
こんなふうに考えていませんか?
実際は、4つの季節で単純に4タイプに分かれるわけではなく、
「ブルーかイエローかという色相の問題」
「鮮やかさが得意か苦手かという彩度の問題」
「明るさと暗さとどちらが得意かという明度の問題」
「濁りが得意か苦手かという清濁の問題」
これらの観点が絡み合って、同じ季節の診断でも似合うものに違いが出てきます。
私のコンサルティングでは、4つの季節をさらに二つに分け、セカンドカラーまで診断しますが、結果として、ファーストとセカンドで別の季節になることもよくあります。セカンドカラーを知ることで、自分にとって大事なのが、イエローorブルーの観点なのか、鮮やかさなのか、明るさなのか、濁りなのか、はっきりわかってきます。
こちらの記事に、8タイプカラー診断でわかることについて詳しく書いています。
また、これまでのお客様のビフォア・アフターや、パーソナルカラーに関するコラムにもご参考になる内容があると思いますので、良かったらこちらからお読みください。
「似合う」を知れば「似合わせ」もできる!
正しくご自身のパーソナルカラーを理解し、「似合う」カラーを選べるようになれば、実は苦手といわれているカラーも比較的簡単に「似合わせ」られるようになります。
例えば、私はファーストカラーもセカンドカラーもサマーなので、イエローorブルーの色相の要素が重要なタイプです。
なので、オレンジやイエローはかなり苦手な色。でも、カジュアル感のある暖色系の色は、抜け感を出してくれるので、休日の装いにはアイシャドウなどで積極的に使っていきたい。
そこで、オレンジやイエローでも、私が得意な清濁の清、つまり濁りの少ない澄んだ色を選ぶと似合わせやすいのです。
私が最近よく使っているアイシャドウパレットはこんな感じです。
イエベとブルベの色が混在していますが、苦手な要素を避けることで、どちらの色も「似合わせ」ることが可能になってきます。
ここで、単に一番似合う色を使えば良いのに、わざわざ得意じゃない色を使う必要はないのでは?という疑問をもたれる方もいらっしゃるかと思います。
なぜあえてドンピシャにハマる色をはずすかというと、そこに絶妙な抜け感が出て、いわゆる「垢抜ける」感じが生まれるからです。
もちろん、パーソナルカラーで似合う色の方が、肌を綺麗に見せたり全体的に美しく見える効果はあるのですが、反面、似合いすぎることが隙のなさに繋がるとも言えるんですね。
「似合う」色がもうわかっているという方も、あえてちょっと違うタイプの色の「似合わせ」にチャレンジしてみてはいかがでしょう。より垢抜け感が生まれると思いますよ!
「似合わせ」テクが学べるおすすめ本
パーソナルカラーからちょっとはずすテクニックをご紹介しましたが、よりわかりやすく詳しく書かれている本を見つけたので、ご紹介します。
あやんぬさんの「似合わせ力を磨く100のレッスン」です。