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雰囲気、性格、感性……、形のないものはコンサル結果に影響する?【前編】

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弁護士として、妻として、3児の母として、そして一人の女性として生きてきた私が、キャリアやファッションに悩む女性をサポートします。
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単発の「ライフファッションコンサルティング」と、定期的に受講して頂く「継続コンサルティング」をご用意しております。

顔タイプ、カラー、骨格では診断できないものって?

私が現在のようにファッションコンサル、イメージコンサルのお仕事をするようになったのは、もともと、自分の「好き」と「似合う」にギャップがあって、年とともに埋められなくなっていくそのギャップをどう解消して良いのか試行錯誤して得た結果を、同じお悩みを持つ方々のお役に立てたいという背景からでした。

「似合う」を数値的に明快に導き出す顔タイプ診断に大きく感銘を受けて、まずは顔タイプアドバイザーの資格を取り、その後さらに「パーソナルカラー診断(8分類)」「骨格診断」の資格も取って、現在、この3つの診断を軸にコンサルティングさせていただいています。

この3つの軸に全く間違いはなく、今後も診断手法としてお伝えしていくことに代わりはありません(^^)

それぞれの診断軸の良い点

「顔タイプ診断」の一番良いところは、「客観性とわかりやすさ」だと思います。

診断はお顔を計測して行うので、診断基準がとても客観的。タイプごとの似合うアイテムもある程度決まっているので、お客様も診断結果を理解しやすく、洋服選びに生かしていただきやすいです。

せっかく診断を受けても生かせなくては何の意味もないので、顔タイプ診断のわかりやすさは本当に長所だと思います!

「骨格診断」は、顔タイプ診断よりややコンサルタントの主観が入る部分はありますが、診断のポイントはある程度画一化されていますし、診断結果としてお伝えするポイントも一定程度定まっています。

「パーソナルカラー診断」は、3つの中では一番コンサルタントの主観に左右される(この色を当てると綺麗に見える、というのはどうしても主観によらざるを得ず、よって、「誤診」とされることも一番多い印象です)手法ですが、結果としてお伝えする「似合う色」は、色そのものとしてお伝えできるので、主観が入りません。

なので、これら3つの診断は、基本的には主観による診断の差が少なく、お客様にもわかっていただきやすいので、本当に手法として優れているなぁと思うんです。

診断から直ちに導き出せないけれど、お客様に伝えたいことがある!

ただ、これらの診断は、基本的には、顔立ちや体つきなど「形のあるもの」のみをベースとします。

では、形にあらわれないもの、例えば雰囲気や、話し方や、性格など、そういった要素は診断に影響してこないのでしょうか?

各診断の理論をそのまま当てはめると、「影響しない」という結論になると思います。

でも、私の感覚としては、雰囲気や性格などの要素は確実に影響します!

そして、それは時に、顔タイプ、骨格、カラーそれぞれの診断と一見矛盾するような結果になったりもします。

例えば私自身がそうで……、「顔タイプ診断」ではエレガントタイプに該当するのですが、本来エレガントが得意とする大きな柄物や、コントラストの強い配色は、私の雰囲気とはあまりマッチしません。これは顔タイプ診断の欠陥ではなく、私には別の要素の方が大きく影響しているからでした(後編に詳しく書こうと思います)。

これまでコンサルティングさせていただいたお客様には、形のない要素についても、各診断にからめて自分なりの言葉でお伝えしてきました。

ただ、個々のお客様それぞれに即した個別のアドバイスになるので、これを体系化できたらもっとわかりやすくお伝えできるのに、とずっと思っていました。

そこでふと思い出したのが、「パーソナルデザイン診断」のことでした。

パーソナルデザイン診断は、顔タイプや骨格診断と同じく、似合うもののテイストやデザインを診断するものですが、他の診断と大きく違うのが、「雰囲気や話し方などの要素も加味して診断する」点です。

実は10年くらい前に、一度診断を受けたことがあったのですが、どうも抽象的でわかりづらく、ほとんど生かせていませんでした。

でもよく考えると、その抽象性こそが、私がお客様に伝えたかった部分なのかも、と改めて思ったのです。

長くなってしまったので、次の記事に続きます。