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「VERY」の呪縛について考える。30代ママはカジュアル上手でなければならないのか?中編

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弁護士として、妻として、3児の母として、そして一人の女性として生きてきた私が、キャリアやファッションに悩む女性をサポートします。
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前回からの続きになります。

「VERY」の呪縛について考える。30代ママはカジュアル上手でなければならないのか?その1

前回ブログでは、圧倒的人気を誇る雑誌「VERY」の影響により、30代ママに垢抜けたカジュアルファッションが浸透していったことを書きました。

それは、母親は家に居るもの、夫に尽くすもの、貞淑な妻であるべき、といった様々な制約から解放されていった現代のママたちにマッチする軽やかでヘルシーな装いであり、女性の選択肢の多様化をファッション面から体現したVERYの功績は本当に大きいなぁと思っています。

ただ、「カジュアル上手イコールおしゃれ上手」という流れができ、それを受け取った当の30代ママたちの間に、「カジュアル下手はおしゃれじゃない」という雰囲気が一部あるのも事実ではないでしょうか。

では、単純にカジュアルが似合わない人はどうすれば・・・?

そこで困るのが、カジュアルファッションが似合わない人です。

実は、30代も半ばくらいになると、カジュアルファッションが似合う人と似合わない人がはっきり分かれます。ざっくり言うと、顔タイプ診断で子供タイプの方はカジュアルが似合う人、大人タイプの方はカジュアルが似合わない人です。

(顔タイプ診断とは何かについては、こちらをご覧くださいね)

細かく言えば、骨格やカラーの影響などもありますが、大まかに言うと、やはり大人顔の方は、まだ若さの残滓がある30代前半まではなんとかカジュアルファッションでいけても、それ以降はどんどん厳しくなってきます。

私自身もまさに大人顔のタイプ。高校生の頃に流行った裏原系、アメカジの流れを受けて、ずっとカジュアル好きで来たのですが、3人目の出産を終えた30代半ばで、途端に手持ち服が全く何も似合わなくなり、それはそれは途方に暮れました。

試行錯誤して、顔タイプ診断にたどり着き、「なんだ、そもそも私はカジュアルが似合わなかったのか・・・」とわかったときはけっこうがっかりしましたが、身につける物からカジュアルの要素を減らしていくと、なんだかしっくりくるように!長いトンネルを抜けたような爽快感を味わいました。

 

長くなりましたので、後編に続きます。